学習塾経営・開業・副業;保護者目線の学習塾選びについて学習塾経営・開業・副業;保護者目線の学習塾選びについて

学習塾経営・開業・副業;保護者目線の学習塾選びについて

【保護者がなぜ、この塾を選んだのか?】
たくさんの学習塾がある中で、「なぜ、この塾を選んだのか?」について調べてみました。
関係学習塾の塾長先生方のご協力を頂いて、凡そ80名の保護者様(中学生を持つ)に「保護者アンケートや面談時に保護者に聞いて」の結果です。
凡そ7年前にも調べてみたのですが最近はどうなのかな?と気になり、ちょうど学年末の個別面談の時期だったので今の意識を知りたかったことと学習塾側の意識との差もあるのかな?と思いました。

<保護者目線での学習を選ぶ理由;複数回答です>
1位;自宅から近いから
2位;我が子に合う授業・指導内容だから
3位;先生(塾長・教室長)とコミュニケーションが取りやすい(とりやすそうだ)から
が3大理由でした。
意外だったことは、「月謝が安いから」という理由は殆どなかったことと、今から塾を開業しようとお考えの方が心配される「実績」についてもあまり気にしていないことです。
これは、7年前も同じだったのですが、進学塾と異なり個人塾の場合「○○高校□□名合格」といった合格実績はあまり気にしていないということです。(中学受験指導の場合は例外ですが)
それよりも、「どんな授業をしてくれるのか?」や「我が子がやる気になる塾なのか?」「先生とのコミュニケーションの取りやすさ」が選んだ理由の様です。

<保護者が塾を知ったキッカケ>
1位;口コミや紹介
2位;塾を見かけた
3位;チラシ
やはり、「ママ友」の紹介や兄弟姉妹の入塾が多いです。
「塾を見かけた」をもう少し説明すると、路面教室(1階)なので入りやすいことがあります。
新規開校塾の場合は、「チラシがキッカケ」ですが問い合わせ迄の流れは
①チラシをみた
②実際に教室を観に行った
③見に行った時に先生がいれば直接に話を聞くか、後から電話で問い合わせ
といった場合と
①チラシを見た
②H.Pを閲覧
③問い合わせフォームか電話
ですが、H.Pの問い合わせフォーム「資料請求」の場合は、資料を送ってもその後に反応が無いことが多いです。
電話での問い合わせをする保護者が「本気」なようです。

<退塾する理由;想定>
1位;成績不振
2位;塾とのコミュニケーションが薄い
3位;我が子が先生を嫌う
これについては、保護者に直接聞くことができないことや聞いても本当の理由をおっしゃっていただけないので塾側の想定です。
関係学習塾は、退塾がとても少ないのですが全く0ではありません。
退塾してしまった理由、「もっと、保護者との関係を強くしていれば…」「子供のやる気を育てることにもっと気を使っていれば…」「学力の定着をする方法をどうしたら良いのか?」について反省しなければならないです。

 また、新規開業塾にしても既存塾にしても「保護者は行かせたい」けれど「子供本人が嫌がる」ということも現実に起こります。
この場合、各塾長によって対応が変わるのですが共通していることは
①先ず、保護者と一緒に来てもらう(3者面談)
②入塾を誘うよりも「一度、一緒に勉強してみよう、君が嫌なら無理して入らなくていいよ」というスタンス
※体験授業で、子供が「あれ、ここならやっていけるかも?」の印象にする為の授業→体験授業と入塾後の授業と違う指導内容にすることが大切です。

 これから学習塾を開業しようとお考えの方の参考になれば幸いです。また、「もっと詳しく知りたい」「自分はどういう塾を創ったら成功するのか」等についてお気軽に無料相談をご活用ください。

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