以前にも、塾長に向いている人とそうではないかもしれないという人のお話をさせて頂きましたが、今一度再考したいと思います。
凡そ20年までは熱意があり健康な方であれば、失敗する塾長は殆どいなかったように思います。
しかしながら、塾が増えてきて、少子化が進んだ市場環境になり、塾生が集まらない(集められない)塾長がだんだんと増えてしまいました。
人それぞれの強みを活かした運営内容や指導内容を創ることが成功する為には必要なのですが、それ以前に「基本的な部分での向き不向きがある。」様に思う昨今です。
単に、明るい人が良いとか、人当たりが良い人が良いとか…そういうことではないのです。
誤解を生みますので、この場では詳しくは述べられませんが、「塾生が集まらないので、どうしたらいいのか?」のご相談を受ける塾長各位様には共通点がある様に思います。
例えば、高学歴で教務指導力が抜群でも塾生が集まらない塾、熱意溢れる塾長でも塾生が辞めていってしまったりということが起こっています。
これは、塾生との対応や保護者対応にいささか問題があるのですがご本人様はお気づきになっていない場合が殆どです。
また、よく「年齢が上にいくほどに子供がなつかないから、先生は若い方が良い。」と言われます。
間違ってはいないのですが、50代60代の先生でも小学生・中学生がなついている塾もありますし、年齢が20代の若い先生でも「子供から嫌がられる」こともありますから一概に結論付けることはできません。
50代60代の塾長は、保護者からの信頼感を得られやすいこともあります。
フランチャイズ個別指導塾の場合、自身(塾長)が50代60代で、若い先生の方が良かれと思い学生の先生で個別指導を行うのですが集まらない…現象が多く観られます。
この場合は、時間講師(アルバイト先生)に対するO.J.Tがうまくできていない(方法を教てもらっていない)ことが主因です。
また、時間講師との付き合いというか関わることそのものが苦手な塾長もいらっしゃいます。
全く僭越至極でございますが、開業してから悩むよりも「果たして、自分は塾長としてやっていけるのだろうか?」学習塾開業をお決めになる前にご相談を頂ければ、より詳しい内容(事例)であったり、向き不向きのお話をさせて頂きます。
また、リスクを下げるために「仕事辞めずに副業として開業する方法」にご興味があればお気軽にご相談ください。