【定年退職後の収入源として学習塾経営はアリなのだろうか?】
近年、60歳以上の方で学習塾を開業したい方々からのご相談を多く受ける様になりました。
・年金だけでは、余裕がある生活ができない
・健康で、まだまだ現役で仕事をしたい
という理由が多いようです。
但し、フランチャイズ加盟で初期投資額が1千万円もかかるのでは全く論外かもしれません。
退職金増額制度を利用され、55歳で早期退職をし、ノウハウの提供があり知名度もあることから塾生が集まりやすいということで個別指導のフランチャイズ加盟塾を開業しましたが、2年で凡そ2千万円を拠出して資金ショートしてしまった塾長がいました。
固く成功確率が高い方法として
①初期投資額を抑えること
②開業当初は自身だけの運営で,できる様にすること
の2点が大切です。
62歳で開校されたD氏の場合
①開業準備資金300万円~500万円
②ICT教材を活用して時間講師を雇用しない指導
で、開業から6か月後から月営業利益20万円といった具合です。
大儲けはできませんが、固い収入の確保が目的なので成功したといっても良いと思います。
初期投資額が500万円以内で、年収300万円ならば開業から5年で十分に元は取れますし固い収入を得られるということで「アリ」だと思うのです。
また、加齢とともに自身が現場に参画することを少なくしたり、自由な時間を増やすことも可能です。
そして、最終的に「売却する」ということもできます。
蛇足ですが、退職する前から準備をすることが良いですし、副業として開業することも一考でしょう。
年齢が55歳~60歳であれば、65歳までに年収500万円以上の塾長になるスキームも考えられます。
開校地域に因りニーズの差や塾長となる上でのポテンシャルもありますが、学校の授業が解らないという理由で子供も保護者も悩んでいる状況が益々増えている現実がありますから、「良き学習塾」への期待とニーズは枯れることはありません。
これからの学習塾経営は、旧態依然のありきたりな運営内容(例えば、個別指導)ではない内容を創ることで地域教育に貢献し、固い収入を得られる場を創れます。
ご興味、ご関心があればお気軽に「開業無料相談フォーム」からご連絡ください。
雑談雑考;学習塾経営・開業「定年退職後の固い収入源として」
