【熱意がある善き塾長でも塾生が集まらないのはなぜか?】

雑談雑考;学習塾開業初月から黒字!?

【開業初月から黒字になるのでしょうか?】
あるフランチャイズ塾に加盟し、開校から2か月余りで塾生が3名しか集まらずご相談を受けました。
聞くところによると、「開校初月から黒字になる様に塾生募集の支援と半年後には月収30万円以上は固いです。」という説明で契約したそうです。
学習塾業が未経験の方で、熱意溢れる善き方なのですが、説明内容はあまりに非現実的です。
今から凡そ30年前の子供もたくさんいて学習塾が少なかった時代、開校月に塾生が20名以上集まった例はありましたが、この10年以内でそのようの例を私は知りません。
個別指導のフランチャイズの場合、平均的に塾生が30~40名が収支トントンの損益分岐点となっています。
例えば塾生35名で月売り上げが約70万円~80万円で営業利益が出るか出ないかの線…塾生が40名以上になれば月収が20万円30万円とうなぎ上りに増えていくといった具合なのですが「塾生30名の確保が簡単にはいかない」のが現実です。
仮に初期予算を1,000万円準備した時に
・本部へ初期支払い;約500万円
・テナント初期費用;100万円(フランチャイズ加盟でのテナント)
・開校支援金(チラシ等);100万円
ここまでで計700万円です。
残額300万円で、月のランニングコストが30万円(テナント賃料・人件費・光熱費・本部への支払い等)が平均的なので、生活費を入れずに10か月で使い果たします。
生活費を月額25万円計上したとすれば、ほぼ6か月で資金ショートとなってしまいます。
これが、半年で塾を閉業してしまう理由です。(意外に多くの方が)
閉業できれば、不幸中の幸いですが契約書によっては、契約満了の5年を経ずに閉業する場合は違約金として月額10万円×契約満了までの残月数を支払うこととなっている場合は赤字続きでもお金を工面しながらやり続けるという訳のわからないことになっています。
さて、現在の成功塾の現実的な道程は?
開校初月は塾生0です。(体験授業は月謝にはなりませんので) ※売り上げも0です。
開講から約3か月を経て塾生が15名~20名で月売り上げは約30万円で、固定経費を引いて営業利益が5万円以上は出る様に運営内容を創ります。
開講から5か月で、塾生約30名で、営業利益が月額25万円以上です。
大切なことは、塾生が30名でちゃんと利益が出る様に運営内容を考えることなのです。
そうであれば、塾生が30名以上の月謝売上がプラスになっていきますから、安定した収入が確保できます。
準備資金としても総額500万円でおつりがきます。

学習塾開業・経営をご検討の方は、是非とも現実的な計画と成功確率が高い方法を選択されることを切に願います。

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