【これからの学習塾経営・開業のあり方】
地域教育に貢献しながら自身の努力に応じて収入を得られ、初期投資額も他業種に比べ安い学習塾経営です。
しかしながら、少子化と塾がたくさんある市場環境とコロナ渦で誰でも開業できても、皆が成功しているわけではない現実です。
例えば、知名度抜群のフランチャイズ加盟塾でも成功している教室は意外に少ないことや駅前の進学塾も塾生確保に四苦八苦しています。
理由の一つは、限られた商圏の中での学齢期の子供たちの取り合いです。
フランチャイズ加盟で学習塾を開業する場合、塾生が50名確保しないとまともな収入が得られませんが、50名の塾生を集めることは中々に大変です。
塾長として、正業として学習塾経営をするならば年収500万円を確保できるか否かが一線だと思います。
また、副業としての学習塾経営は、収入がある上での学習塾経営ですからリスクが低いでしょう。
学習塾を取り巻く環境とリスクを下げながら収入を確保、増やす方法について考えてみると…
1)正業型の学習塾経営
a.自身が塾長として経営する
b.自身はオーナーで教室長を雇用して経営する
フランチャイズ加盟と個人経営と2つの方法があります。それぞれのメリット・デメリットと希望年収や自身が学習塾に関われる程度(教えることや保護者対応など)に応じて思案が必要です。
例えば、資金が1500万円以上あって、黒字になるまで時間がかかっても大丈夫であればフランチャイズ加盟(どこのフランチャイズが良いのかの判断は必要ですが)もアリですし、資金800万円以下で短期で利益を得たいならば個人経営塾です。
また、自身が勉強を教えれられる場合と教えられない場合でも異なります。
<参考実勢年収>
上記a.フランチャイズ加盟;350万円~
上記a.個人経営塾;450万円~
上記b.フランチャイズ加盟;80万円~
上記b.個人経営;180万円~
2)副業型の学習塾経営
a.テナントを借りてガッツリ経営型
教室長を雇用して、自身はオーナーとして経営する方法と運営は自身で行い(保護者対応等)教務指導は時間講師に任せる方法があります。
資金額は、フランチャイズ加盟>個人経営です。
副業禁止規定の職場の場合は、「裏技」で開業することもできます。
<参考実勢年収>
フランチャイズ加盟と個人経営、またオーナー型か時間講師活用型で幅がありますので…50万円~250万円。
b.自宅学習教室
奥様が自宅で学習教室を行う方法です。イメージはフランチャイズ加盟での学研教室やECCジュニアですが個人でも開校ができます。
フランチャイズ加盟のメリットは、オートマテックで開校できることですがロイヤルティが高額です。
個人で開校することも可能です。(弊社にて、希望の指導内容をお聞きしてカリキュラム作成、教材選定、運営に必要は書面作成等全て行います。)
個人開講のメリットは、利益率が高いこととやりたい内容を創れることです。
例)幼児低学年対象、英語小学生対象、英語特化型、算数特化型、国語力養成講座など
※教室設営、教材、カリキュラム、宣伝、運営を一元化にてサポートできます。
<参考実勢月純利:5~15万円>
これからの学習塾経営は、上記の様に多面的な運営を考え①リスクの最低限②収入の確保と増額そして、地域の教育に貢献する教室を創ることが肝要かと存じます。
様々な悩みやどうしたらいいのか、また成功確率が良い学習塾開業について無料相談を置け賜りますのでご活用いただければ幸いです。
雑談雑考;これからの学習塾経営・開業についての多面的思考
