新年を迎え、学習塾業界の現状及び少子・高齢化を踏まえ特に「個人経営・開業」の学習塾の展望を述べさせて頂きます。先ず、学習塾と十把一絡げにするのではなく分類をした上で状況を考えてみましょう。
●駅前の大手進学塾→今に始まったことではありませんが、所謂進学塾は、「学習に対するモチベーションがある」子供が通います。県下有数の公立高校に合格したい・私立高校に合格したいという子供達です。然し乍ら、凡そ3割は「お客さん;月謝だけ払っていて結果に繋がらない」と呼ばれる通っていても「パッとしない」子供たちがいます。※この3割の子供達が個人経営塾のターゲットになります。
●フランチャイズ加盟塾→老舗の個別指導塾の場合、主に学生アルバイト先生が指導します。指導学力十分で、人あたりも良い学生であれば良いのですが如何せんいつもいつもこのような先生が工面できない現実があります。このタイプの教室がうまくいっている理由は「先生の確保が出来ている」「教室責任者の能力が高い」為です。※個人軽塾のターゲットになるのは「前職が全く異業種の塾長で教室運営に慣れていない・本部の言うままに運営している教室から塾生を自塾に転塾を誘うこと」です。
●個人経営塾→前職が学習塾業従事者でも、異業種の方でも成功している塾長には共通点があります。先ずはしっかりした信念・理念があることです。単に「教えることが好きである」とか「収入を確保したい」とかではなく「なぜ、自分は塾長をしているのか?」を明確に述べることができる人です。加えて、自身の強みを生かした教室運営所謂「他塾とは異なる運営内要」ができることです。よく、地域一番のものを創ることが大切だ!と言われますが地域一番とはなんなのでしょうか?有名校への合格率が一番?これだけではありません…真剣に考えれば必ず「自分なりの地域一番」があるのです。
少子化と乱塾の市場環境では、決して「楽に」うまくいく学習塾ではありませんが相応の戦略と内要を創ることで成功します。また、フランチャイズ名称のブランド力が塾生募集に効果的かといえば「今は昔の話」であることも否めない現在です。
熱意があり、自己実現を目指す方、先ずは「無料相談」を活用し、学習塾業界の実態から成功している塾の実際そして、懸念や不安を払拭してください。
私達は、「善き人が良き塾を創り、成功すること」が願いです。