個性を活かすといっても、「裸の王様」の様に自分勝手な価値観のお仕着せ、ニーズにそぐわない運営内容ではありません。
例えば、教員経験者で保護者対応はお手の物(と思っている)自信満々で保護者に接しますが意外に印象が良くないことがあります。
なぜなら、学校の先生と学習塾の塾長とは、立ち位置が異なるからです。
学習塾の塾長は、「先生」とは呼ばれますが全く権威がありません。
権威とは、その人間の人格や能力に無関係にパワーを発するものです。
例えば、学習塾で講師をしていた経験がある…あくまで講師としての関りであり、経営者としての塾長として必要な知識がないことは大きな問題となります。
また、英語指導には自信があるが数学の指導には自信がない…、英語に特化した学習塾にしたい…、確かに英語指導のニーズはあります。
英語検定、TOEIK等の資格試験合格や小学生の英語科目として「英語に慣れ親しむこと」のニーズはありますが駅前の英会話教室、著名な英会話教室をよそに通ってくることは稀です。
なぜなら、人材とコンテンツが全く歯が立たないからです。(ネイティブスピーカーで日本語が堪能な塾長の場合は例外です。)
加えて、主要5科目としての英語の学力を高めたい学齢期児童は当たり前にいますが、主要5科目を指導した上での英語の特化した指導が前提です。
小学生、中学生を対象にする学習塾では、数学と理科の指導を求められることが多い現状です。
学校の成績を上げること、学校の授業を解るようにすることは、進学塾やフランチャイズの個別指導塾の様に「決まったテキスト」以外指導しない学習塾と比べ成功している個人学習塾の差別化戦略の一つです。
ならば、「知恵を絞り、方法を考え(必ずある!)」主要5科目の指導をした上で「ある科目に特化した指導」を付帯させることです。
国語でも英語でも社会でも…特化させる科目があることは強みになります。
塾長の個性とは、性格によるもので、自身の性格=強みとして表現できること→論理性、明るさ、人当たりの良さ、リーダーシップ、包容力等々人により「印象や表現」が異なることを指します。
加えて、職務上経験してきたことの能力→IT関係の知識、マネジメント力、対人関係能力等を活かすことです。
以上のことを具体化・具現化することが個人学習塾の成功につながります。
具体化・具現化をどうしたらいいのか?
ご関心がある方は、どうぞ「無料相談」を活用してください。
蛇足;コロナウイルスの影響が甚大な昨今ですが、影響が少ない仕事の一つは個人学習塾経営であることを付記します。
雑談雑考;個人学習塾成功の秘訣は塾長の個性を活かすこと
