「学習塾はサービス業である」
特に、教師及び学習塾業で講師をしておられた(している)方はお気を付けください。
指導と授業には自信がある!なのに、「思いのほか塾生が集まらない」「退塾が多い」…どうしたものか?のご相談を承ります。
先生方の話をよく聞いてみるとひとつの共通点が見えてきます。
それは、教育者としては立派なのですが学習塾経営者としては「?」なことです。
私見ですが、本当の教育とは「お金をとってはできない」と思います。(学校教育も無料ではありませんが直接先生にはお金を支払うという感覚ではないはずです)
果たして、学習塾経営であり、月謝なりのお金を支払ってもらうならば「学習塾業はサービス業として捉えること」がもっともでしょう。
かくして、サービス業として学習塾を捉えるならば
保護者は、「費用対効果を求める」。子供は「苦痛(勉強が楽しいと思う子供は天然記念物並みに希)の為に塾に行く」しかも、お金を支払う保護者が直接サービス(指導)を受けることはない…という摩訶不思議な業となります。
例えば、子供が塾から家に帰り、保護者から「今日、どうだった?(毎日聞くわけではありません)」と聞きました。
子供は「うーん、なんかよく教えてくれなかった。」と返答したら保護者はどう思うでしょうか?
(先生は、子供に「よく考えることを指導したくて考える時間を普段よりも多く与えた)
誤解が生じてしまいます。
このようなことを理解している方とそうではない方では、成功確率が雲泥の差となっているのです。