ここ2~3年、50歳以上の「異業種の方々」が学習塾塾経営にご興味を持たれるようです。
(以前は、業界人「講師・教室長」の方々が自分の塾を開業することが多かった。)
学習塾経営の興味を持ち開業をしようとする場合、多くの方々はフランチャイズ加盟を考えるようです。
理由は
●ネームバリューがあるので塾生が集められる(だろう)から。
●学習塾経営そのものもさることながら指導・教務に関してオートマティックにできるから。
が、2大理由でしょうか…
個別指導のフランチャイズ、e-learning教材のフランチャイズ今や様々な容態のフランチャイズ学習塾があります。
それぞれに「魅力ある内容」でしょう。
例えば、自身が講師として指導できない場合、所謂個別指導の教室の場合「時間講師」が必要になりますが、「時間講師はちゃんと工面するサポートをします。」と言われれば安心するでしょうし、「時間講師の人件費の節約ができるe-learningです。」と言われれば納得するでしょう。
然しながら、フランチャイズ加盟で開校し失敗してしまう方々が少なくないと言ったら驚かれるかもしれません。
理由の一つには、「新規開校のフランチャイズ加盟塾は、保護者目線で未経験の塾長が運営」という印象が強くネームバリューでの塾生募集がおぼつかない現実です。
また、塾生募集の方法がチラシ配布が中心になってしまいますが1万枚で1件の問い合わせがあれば良い程度なのも現実です。
学習塾経営を本気で成功させたいならば先ずは「業界の現実を知ること」です。
敵を知り己を知れば百戦危うからず…の第一歩なのです。