世に学習塾が溢れる昨今ですが、どこの学習塾も成功してる訳ではありませんしまた、少子化と乱塾の市場環境では「学習塾はもうだめだ」と結論付けるのも早計です。
確かに大手進学塾さえも各教室の塾生確保に大変な状況ですし、個人経営塾は(フランチャイズ加盟も含め)益々塾生を確保することが難しくなってきています。
個人で開業する場合でも法人がキャッシュポイントを増やす為に学習塾経営を行う上でも成功する為に共通することがいくつかあります。
先ずは「開校場所」です。
(厳密に言えば開校する教室の内容と教室責任者の能力によって条件は変わるのですが)
★開校場所半径600m以内に他塾が3教室以内であること。
(くもん式、ECC等の学習塾ではなく「習い事」は上記の他塾にはなりません。)
★開校する場所の学齢期の人口推移データを調べ、高齢化地域は避ける。
★目立っても「教室に立ち寄り辛い」場所は避ける。(交差点や駐車しづらい幹線道路沿い)
★生活道路に面する物件、近所に人気のある「店」があるとより良い。
実例を挙げれば
◎駅から離れた場所だが近隣に「地元で人気のスーパーマーケット」が有り、買い物帰りの主婦が立ち寄りやすい物
件で開校⇒広告宣伝をほとんどしなくても塾生が集まった塾。
✖人通りが多く目立つ物件ではあるが、3階の物件である為に「直来」が出にくく、生活道路というよりは通勤通学
での人通りの多さの為に実際に塾生になる対象者(主婦・児童)が少ない。
【学習塾の商圏(1教室)は、半径500mで塾生20名は確保する(できる)ことが絶対条件なのです。】