凡そ、15年前に教室を複数開校していた頃は2月開校が集めやすかった記憶があります。
現在も、2月開校は「ハズレがない時期」ですがかつて避けていた6月末から7月、9月末から11月での開校でも集められる実際です。
これは、個人開業の学習塾で当たり前ですが「特色があり、塾長が熱意がある」場合です。
集められる理由は、「問い合わせのほぼ9割がすでに塾に通っている=転塾組」なのです。
〇学生の先生でちゃんと教えてくれない。(あるフランチャイズの個別指導塾からの転塾)
〇週2回で25000円以上も払って半年経つのに点数が取れないばかりか数学が下がった(同上)
〇質問するとタブレットで調べろと言われる(地方の老舗の進学塾)
〇学校のワークを持っていくと「うちのテキスト以外は教えられない」(あるフランチャイズ加盟学習塾)
〇「なんでこれがわからないんだ。」と言われ、行くのが嫌になった。
上記は、最近開校した塾に問い合わせを頂き、体験授業から入塾した子供・保護者から聞いた本当の話なのです。
学習塾業に精通している人間は、自塾の塾生を増やすには「塾に行っていない子供(家庭)よりは、他塾に行っている子供(家庭)から以下に転塾を誘うか」をよく知っています。
陳腐な例ですが、販促の原則「口をはいていない人間に靴を売ることは至難の業だが靴を履いている人間に靴を売ることはたやすい。」という事です。
かくして、8月・12月・4月以外であれば、学習塾を開業・開校する月は大丈夫でしょう。
8月;夏期講習会中なので「動きが鈍い」のと最近は「暑すぎてその気にならない」
12月;師走の忙しなさから気が転塾や入塾に向かない。
4月;新年度募集の真っ最中なので、他塾の販促に埋もれてしまう。
(蛇足;既存塾の場合、8月のポスティングは意外に効果がある→チラシ配布をする塾が少ないので)
学習塾経営は、誰にでも直ぐにでもまた、他の業種よりもイニシャルが安くできる業ですが、よくよく戦略と教室運営内容を考えて開業をしないと失敗してしまいます。
フランチャイズ加盟塾、e-learningの活用、塾長経験者のサポート等々賢明なるが上に事前情報を得ることはとても大切です。
私たちは、指導塾生2500名以上、学習塾経営経験数十年、現場を知る経営を知る塾業に精通したスタッフです。
転ばぬ先の杖として、「無料相談」を活用して、塾業界の実態と成功している塾の理由・失敗してしまった方の理由を知ることで成功確率は格段に上がるでしょう。
善き人が良き塾を創り、成功されることを切に願います。