学習塾を今から開業・開校される場合にしても、現在進行形で学習塾経営をされている場合にしても「その成否」を分ける資質があります。
これは、子供に勉強を教える「教務学力が高い」という論点ではなく本質的な「資質」です。
学習塾経営は、「誰にでも、いつでも、認可や資格がなくとも」できる「業(ギョウ)」ですが、少子化と乱塾の市場環境下や都市部と地方部(いわゆる田舎)の格差に因らず成功している塾長がいます。
過去10年、北は北海道の小樽から南は九州の鹿児島まで凡そ延250教室の塾長と教室長の資質調査をしました…結果、成功教室の責任者に共通していることがあります。
「誰もが塾生を集め、安定した教室運営をしたい。」のですが、大きな勘違いがあるのです。
頑迷な人と信念の人
自分は、こうこうこう言う教室を運営したい、こういう価値観で開校したい…信念なきところに成功はありません(これさえもなければ成功はありません)から大事なことなのです。一見、似ている振る舞いなのですが…
頑迷な人は、「独りよがりの価値観:保護者や子供の要望に叶わない内容、狭い範囲の情報収集での意思決定、自身の思考を変えようとしない頑固さ」から、その努力の方向性と内容が間違っていることに気づかない、受け入れない。
信念の人は、信念を成就するために「思考の柔軟性と謙虚は価値観:自身が知らないことを知ろうとする、至らない能力は修習する・人の話に耳を傾ける謙虚さ」がある。
軽い人としなやかな人
熱意があり、明るく精力的なことは、大切なことですが、寡黙で思慮深き人が「明るくない」なんてことはありません。
軽い人は、気分やノリで思考し「場当たり的、無計画、あきらめが早い(忍耐がない)」という浅薄な思考。
しなやかな人は、時代のニーズ・流れを掴み・思慮し「パラダイムを理解した戦略、潜在ニーズの掘り起こし、信念の元に弛まぬ努力を続ける」人です。
「しなやかな信念の人」が成功するのです!
※抽象論として片付けるには、いかにも惜しい内容かと存じます。疑問や懸念を払拭して成功する学習塾経営者とならんことを切に願います。瑣末なことでも、人に聞けないことでも「なんでも質問箱」を活用してください。(厳しい、守秘義務順守がモットーです)きっと、目からウロコの回答が得られるはずです!