2020年の大学入試改革に伴い、アクティブラーニングについてまた、2018年から始まる小学校での英語科目及びプログラミング科目の導入に塾業界として様々な話題が出ています。
大手進学塾では、既にアクティブラーニング対応を旗印に「集客:塾生集めの対応」をし始めています。
さて、小規模塾や個人経営塾はどうすればいいのでしょうか?
「ウチは、今まで通りにやるしかない…」
「大手とは違い人材の確保や経営体力がないから…」
「う~ン、何とも…」
が正直な心象ではないでしょうか?
また、日経新聞の最近の記事には学習塾業界の人材不足:社員及び時間講師の確保が厳しい現状からパソコン教材を駆使した「無人教室」、AIの加速的な進歩によるやはりパソコン教材の普及から旧態依然の学習塾はなくなるだろうという…
果たして、人が人を教える学習塾はなくなるのでしょうか?
そうではありますまい…単に学力向上だけを観点とすれば「人から指導を受けない=心情的なバックアップがない」教室でも良いのですが、やる気の維持向上と精神性の向上は「人と人の繋がりから生まれる」ことに異論を挟む塾長はいないと思います。
要は、住み分けの問題です。
成績上位者、学習に対するモチベーションが高い子供を対象にするならば学習効率と効果性重視の指導内容。
そうではない子供を対象にするならば学習「道」(ガクシュウドウ)を導く、精神性の向上と道を示す指導内容。
自塾がなぜ存在しているのか? どんな対象の子供にどうなって欲しいのか? その延長線上に何をしている塾なのか?の明確化が大切でしょう。
また、単に明確化しただけではなく、
「具体的に動のような指導をするのか」
「前記のアクティブラーニングや小学校の英語・プログラミングに対応する方法」
「大手進学塾や他塾との差別化」
について確固とした内容と伴うPRをしていくことが生き残るためには必須です。
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