GW特集;学習塾の実際「現場で起こる悲喜交々③」

所謂、業界未経験で学習塾の開業を検討される方々に、学習塾を経営するにあたり「現場(教室)でどんなことが起こるのか?」を知っていただく機会とビギナーの現役塾長の皆様には、「そうそう、そういうことあるよね…」と共感的理解の機会にして頂ければ幸いに思います。

“中学3年生Aくんのお母さん「先生、受験の学年なのにいくら言っても勉強しないんです。自分の部屋に行けばなんだか勉強しているフリのようで・・・”

A君は、テニス部に所属していて成績は、3も4も時には5もある「普通の子」(だと思う。)イッチョマエに反抗期で勉強しなさいと言われれば「今やろうと思ってたんだよ(くそばああ;これはかつての私)」とうそぶきふてくされる。

さて、お母さまからのヘルプにどう対応するのでしょうか?

○良き指導者(講師・塾長);「お母さん、男の子は反抗期が顕著にあらわれます。乱暴な物言いや時にはそのへんのものを蹴っ飛ばしたりしていませんか。」(そうなんです・・・前は素直ないい子だったのに)「教室でも去年に比べれば態度が悪いですよ(笑)。でも、私は解っていますから相応に指導しています。お母さまが愛情豊かに育てられたと思いますので、もともと心根が良いお子様ですから私はあまり心配はしていません。」(そんなことありません、先生にも迷惑をかけているようですみません。)「今の中学生は、勉強する時でも傍らにスマホを置いていたりして集中して勉強することができなお子様が多いですし、自分の勉強部屋にいけばパソコンやビデオなどみてしまうようです。リビングで勉強させるのもいい方法です。その時は、家族の皆さんもテレビは見られなくなりますが。」(主人は、帰りが遅いので私が見なければ大丈夫です。)「私から、A君にリビングで勉強するように諭しますからちょっと様子を見てみましょう。」(ありがとうございます。そうさせます。)「それと私から勉強することを強く言いますから、お母さまは言いたいときでも3回に2回はぐっと抑えてくださいね。お母さまも言うと彼は救われる場所がなくなってしまいますから。」

講師の性格や価値観で一様な対応ではないと思いますが大切なことは

・保護者の心情を受けとめる。

・保護者の育て方を褒める。

・具体的な改善策を提示する。

実際に現場にいる(自分が指導している、時間講師が指導している様子を把握して子供の様子も解っている)状態ならば相応の対応が採れるのですが、教室長任せの場合は「現場で起きていること」が見えない・解らないでしょう。かくして、教室長との情報の共有化と人間関係の構築をしなければなりません。それには、その手法を身に付けることが肝要です。

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