個別指導塾の限界「運営面からの問題」

雑談雑考;個別指導塾の限界「運営面からの問題」

石を投げれば学習塾に当たる?ほどに多い状況の中で「個別指導」が大半を占めている現状です。
特に、フランチャイズ加盟教室の大半は個別指導です。
果たして、個別指導という指導方法は有効なのでしょうか?
今回は、主に「運営面」から考察してみます。
そもそも、個別指導とは「先生:生徒=1:2や1:3(1:1はマンツーマン指導)」の授業形態です。
当たり前のことですが、生徒(塾生)が増えるほどに先生(講師)の数も必要になります。
すると…
〇人件費が嵩む。
〇講師の工面が大変。
ということになります。
講師人件費が経費の60%になってしまう教室が少なくありません。
また、講師の工面が思いのほか大変でいつもいつも募集で、募集費用がバカにならない現状です。
大学生の不人気アルバイト先の上位が「学習塾」であることも一因です。
なぜなら、「あれこれと厳しいことを言われる」なら他のバイトのほうが楽しいから…、また、数十年前ならいざ知らず「時給が他のバイトとあまり変わらない」ことも。
かくして、時間講師の質の低下も招いてしまい教室そのものの質も悪くなり、塾生が集まらないという悪循環に陥ってしまう現実があります。
これからの学習塾経営・教室運営は、個別指導だけでは成功しないといっても過言ではないように思う昨今です。

いろいろな懸念や相談を「なんでも質問箱」で承っていますので、ご活用ください。

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