学習塾開業後の塾長各位からのご相談の現実

雑談雑考;学習塾開業後の塾長各位からのご相談の現実

【学習塾開業・経営;開業後の塾長各位の困惑】
「学習塾開業後の塾長各位からのご相談」を開業前のご相談以上に多く受ける今日この頃です。
もっとも多いご相談が「フランチャイズ加盟で開業された」方々からのご相談です。
・塾生が集まらない。
・6か月ほどで辞めてしまって塾生が増えない。
・本部に支払う金額が高くて利益が少ない。
・時間講師の工面が大変。
といったご相談が主な内容です。
本来は、本部の方がこれらの問題に対応して頂くというか解決してもらえると思うからこそのフランチャイズ加盟のメリットなのですが、塾長各位様が口をそろえて「本部に相談しても解決してもらえない。」為に弊社に相談したという具合です。
初期投資額1000万円かけて、意気揚々と開業したのに、現実は本部の提示したシュミレーション通りにいかずに困惑している塾長各位です。
学習塾開業をされる方の平均的予算は800~1000万円が多く、創業者融資を受ける方も多いですから、融資返金がままならないことも悩む問題です。
フランチャイズ加盟で閉業してしまう一番の理由は資金ショートですが、成功するには2500万円以上ないと厳しいと言われています。
これには、赤字の期間の運転資金を含めた金額で、他業種に比べれば極端に高額ではないのですが中々に高額だと思います。
ある塾長は、早期退職での退職金2000万円を準備して開業しましたが開業から2年で資金ショートが危ぶまれご相談をされました。
ご相談を受けて、何とか利益が出る様にアドバイスしたいのですがそもそもの運営内容や指導内容はフランチャイズ学習塾なので抜本的に変えることはできません。
具体的には、開校地域に適性な月謝額であったり、個別指導ばかりの塾の中ではそれだけではない特色が必要であったりといった差別化戦略が大切なのですがそれができません。
ご相談を受けて、できる事というか有効なアドバイスは、きついのですが「閉業を勧める」ことになります。
フランチャイズ契約の期間満了以前の解約には、違約金が発生する場合がありますのでそのあたりの交渉方法のアドバイスになってしまいます。
塾長各位からは、「開業する前に相談しておけばよかった。」と言われてしまいます。
そもそも、学習塾の開業資金が1000万円はとても高いと思います。
加えて、開業後に「自己責任です。」と言われてしまっては、学習塾経営のことが解らないから加盟したはずですから困惑は計り知れません。
学習塾開業についての現実的ご説明として
・初期準備金は総額600万円で大丈夫
・自己資金について(可能な限り融資を受けない)
・成功する為の戦略(学習塾業未経験者)
・フランチャイズ加盟をする場合に注意することとお勧めするフランチャイズ(準備資金最低1500万円)
・副業で仕事辞めずに開業する方法
等を今この時の学習塾業の実際やこれから開業する当たり集めやすい開業時期を加えてお話ししています。
※フランチャイズ加盟で開業され苦境に陥った塾長各位からのご相談で、約20社ほどのフランチャイズ本部の実情を理解していますのでこのあたりもお話しできま
 す。

開業してからの困惑や困窮をご相談される方々が増えていることから、フランチャイズ本部の説明を聞いた後でも、ご契約される前に「無料相談」を活用され①フランチャイズ加盟塾の実際②成功塾を創る為の方法③弊社のサポート内容等々をお聞きになることをお勧めいたします。
尚、営業的なお話しではなく「情報提供」と「懸念や不安についての質疑応答」とご理解頂ければ幸いです。

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