「脱サラする前に副業で開業することの一考」

学習塾経営・開業・脱サラ起業;「脱サラする前に副業で開業することの一考」

【副業での学習塾開業について】
脱サラ起業は、大きなリスクを背負います。
不退転の決意で起業することが大切です…とおっしゃる方もいますが家族がいたり、ご年齢が40歳以上で相応の収入がある方は年収が0からになるわけですから、30歳前後の方とはそのリスクは同じではありません。
そこで、今の仕事をしながら副業として学習塾を開業し、経営が軌道に乗ったら退職する方法がリスクがかなり低くなります。
デメリットとしては、「教室長を雇用する」ことになりますから、教室長の人件費分が経費となり自身の報酬が少なくなることです。
また、有能な教室長の確保ができるか否かもあります。
悪例として「フランチャイズ加盟で副業として開業」したA氏の場合をお話しします。
①フランチャイズならば、運営内容は決まっているしマニュアル通りにすれば特段に学習塾業についてよくわからなくても大丈夫だろう。
②マニュアル通りにやるのであれば、自分がやらなくても学習塾の経験がある教室長を雇用すれば上手くいくだろう。
③本部のシュミレーション通りならば、教室長の人件費を払っても半年後には月収30万円以上はいく。
開業から半年後、初期投資額800万円の回収はおろか塾生は12名で毎月の運転資金は約30万以上の赤字で資金ショートとなってしまいました。
生活費は、現職の収入があるので何とかなっていますが融資返済(毎月約8万円)は学習塾を罷業しても支払わなけばなりません。
なぜ、こうなっていまったのでしょうか?
①マニュアル通りに運営しても「地域の家計収入に照らして月謝が高く塾生が集まらないこと」と「そもそも、塾生の成績が上がらない」
②経験ある教室長といっても、保護者対応であったり子供との接し方であったり、その経験が全て正しい経験ではない。
③教室長の給与と本部に支払う様々な費用、テナント賃料等の固定経費が月額約60万円と損益分岐点が高すぎる。
といった具合です。
それでは、副業で固い経営をするにはどうすればいいのでしょうか?
①初期投資額を多くても500万円以内に抑えることと開校地域の収入に合わせた月謝にする。→回収を早くにすることと入塾しやすいこと。
②信頼できる教室長を業務委託で依頼する。→人件費の圧縮、職務へのモチベーションアップ
③運転資金の低減化→月売り上げ40万円でも黒字化できる運営内容
とすることです。
加えて、運営内容の工夫も必要です。
弊社では、これらの事を解決すること、信用できる教室長を探すサポートをすることで解決しています。
また、「学習塾業に関われる度合い」に応じて教室長との関係を創る方法や「こういう塾を創りたい」という希望をお聞きして運営内容を創ることもできます。
副業での学習塾開業にご関心があれば、「無料相談」を活用されお考えや懸念などご連絡いただければより詳しいお話をさせて頂きます。

関連記事

  1. 雑談雑考:学習塾開業の成否を分けるのは…
  2. G.W特番②;学習塾開業・経営「個人開業塾のリアルな状況」
  3. 雑談雑考;フランチャイズ学習塾経営のメリットとデメリット
  4. 学習塾開業・経営・脱サラ起業;フランチャイズ学習塾の良さ悪さを判…
  5. 学習塾経営・開業;年末・年始の「無料相談」について
  6. 学習塾開業速報!「2月開校で塾生18名確保」
  7. 雑談雑考;学習塾経営・開業「集まる塾と集める塾のどちらを選びます…
  8. 新年を迎え:成功する学習塾経営とより良き学習塾運営のために

ブログカレンダー

2023年6月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

最近の記事

  1. *

アーカイブ

PAGE TOP