G.W悲喜交々①:学習塾開業者のそれぞれ

G.W悲喜交々①:学習塾開業者のそれぞれ

A氏(56歳・退職して学習塾経営者に)の事例:後悔先に立たず…

「フランチャイズ加盟で学習塾を開業しようと思うのですがいろいろと相談したいので無料相談をお願いします。」とのことでお会いしました。氏はフランチャイズ加盟での開業を決めていました。その理由は(A氏として)

・ネームバリューがある方が塾生が集まりやすい。

・TVコマーシャルをしているから認知度が高く、保護者も安心する。

・全国に数百教室を展開している本部だから安心できる。

・初期費用は確かに高いとは思うが応じたフォローがあるはずだ。

が、理由です。

A氏の相談は「学習塾経営者として専念するのだから相応の収入を得るようにしたい。年収は800万はあるのでそれに近い収入を得ることは可能なのだろうか、また将来は複数教室を出していいきたいが講師や教室責任者が集まるのだろうか」です。

フランチャイズ加盟のメリットとデメリット、学習塾業界の実態そして関わる人材の確保の方法などをお話しました。

フランチャイズ加盟はメリット<デメリットであることと、加盟塾を運営するにも人材確保は自身の問題となることをお話しました。

その後、あるフランチャイズ加盟教室として開業され(気になり半年後にご様子を伺うメールを致しました)ましたが、悪想定があたってしまい

・本部が言うように集まらない。

・有効なフォローがほとんどない。

・時間講師の確保が思いのほか難しい。

ご様子でした。

A氏「このままでは全く先が見えない為1年経っても黒字にならないようであれば初期費用を捨てても止めたほうが良いのだろうか?」ということでした。

B氏(54歳・退職をしていないが学習塾経営を検討)の事例:独立開業し年収520万円

学習塾経営のご興味がある方で、就業中に5社のフランチャイズ本部の説明を聞いた上で「どうも腑に落ちないので相談したい」とお会いしました。

懸念は

・本部の言うとおりに成功するのか

・実際、本部に内緒で加盟塾の塾長の何人かに聞くことができたが「厳しい運営」と言われた。

・そもそも、学習塾経営自体誰がやっても失敗するのでは?

この少子化と乱塾の市場環境化ではごもっともな懸念です。誰もが学習塾経営者になれますが誰もが成功することにはなりません。(余談ですが、ある方は自身で指導することはしたくないので映像授業・パソコンソフトのカリキュラム中心・塾生募集のサポート付きのフランチャイズ加盟教室を開校しましたが残念ながら開校から2年で生活費・住宅ローンを含めてですが約2,300万円を吐き出し、赤字のままなので閉校をお勧めしました)

B氏の場合、退社する前に学習塾経営者となる前に「成功する学習塾経営となる為の研修」を受講された上での開校をお勧めしました。氏の時間に合わせて研修(テキスト課題に取り組む・実際面談及びスカイプでのスクーリング)を数ヶ月行い氏の要望に合わせてサポート内容を打ち合わせ「B氏独自屋号での開校」。

2年を経て、年収520万になり将来の基盤を作るために2教室目の開校準備をしています。

学習塾は、決していなくなる業ではありませんし、地域貢献性また自己実現性が高い素晴らしい仕事だと思います。

“善き人が良き塾を創る”為に誠意尽くします…

何かと相談や懸念があれば

開校する前に、退職される前に

(しつこい営業的なスタンスは、一切いたしませんので)

是非とも塾コンの無料相談をご活用され

成功することを切に願います。

 

 

 

 

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