特に、個人が学習塾経営・開業する場合は個人塾として○○塾の開業をお勧めします。なぜなら、学習塾成功の大きな要素の一つは、教務内容の差別化だからです。開校場所の保護者・児童・生徒のニーズに合わせた教室運営は、成功する為には当たり前の戦術です。
ニーズには、顕在ニーズと潜在ニーズがあります。顕在ニーズとは「周知の事実として求められているニーズ」であり、個別指導がその一つです。しかしながら、フランチャイズ学習塾のほとんどが個別指導である現況では差別化商品としての魅力はなくなりかけているといっても過言ではありません。また、個別指導のデメリット※1.も理解しておくべきです。
※1.保護者・児童・生徒側から⇒講師の教務力(主に学生アルバイト講師)に不安がある、基礎学力を身に付ける為の良い意味での強制的学習に向かない、競争意識が育たない等
経営者・塾長から⇒塾生が増えるほどに講師の人数も増える為人件費が増えるために利益率が下がる、そもそも時間講師の工面が大変な現実等
かくして、顕在ニーズに合わせたフレキシブルな教務内容を創ることが必要になります。
また、潜在ニーズとは、「保護者・児童・生徒が今は気付いていないがサービスとして提供された場合に高評価」な内容を指します。例えば、他塾には無い講座であったり、講習会で平常授業と異なる指導内容であったり。
かくして、顕在ニーズに合わせた教務内容(指導内容・カリキュラム)を創り、潜在ニーズを掘り起こす商品開発(新たな講座の開発)をフレキシブルにできるのは個人開業塾に他なりません。言わずもがななことですがフランチャイズ加盟塾は、提供される教室運営内容(教務プログラム・教材等々)から逸脱することはできません。
塾コンは、学習塾経営者・塾長の強みを活かし開校場所の市場に合わせた教務内容・指導プログラムを創ることも当然しています。
ならば、成功確率が格段に高いことは当然の結論でしょう。